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■作家履歴
近藤商会(近藤裕生)
高校1年のころから本格的な美術教育を受ける。
デッサン、油絵アクリル画を学び、高校三年で学生美術全道展へ出展。
CG専門学校を経てゲーム会社へデザイナーとして就職。
背景やキャラクターの3DCGやエフェクトやカメラ演出などを手掛け現在に至る。
不真面目な漫画も作る。
2008年、なにか趣味を増やそうということでフィルムカメラを購入。
自分で使う道具は自分で手入れを、ということから長く使えるライカIIIaの修理を学ぶ。
以降、カメラは自分で治して使っている。
2012年、第一回の個展を開催。
他、合同展多数展示。
現在ライカM型、コンタックスI型といった距離計が連動するタイプのカメラを多く使う。
■展示に至る経緯 展示コンセプトに代えて。
「ぼくと白黒写真」
10何年か前、ライカIII型を海外のオークション「ebay」で仕入れて治して試写をし世間に放流するという遊びそしていた。
オークションなのでちゃんとしたカメラだけを売る業者と遺品をまとめて売るバッタ屋が混じっていた。
バッタ屋と知らずライカカメラを一台買ったつもりがオマケで何十倍もある大きさの引き延ばし機もついてきて着払いの輸送費がとんでもないことになり驚いたり疲れたり、ということがままあった。そのような事件があるのでその遊びは今はしていない。
その頃、友人の大澤氏が「ハーフカメラでの写真展」を企画してこれに参加することになった。
ちょうど、ライカ放流遊びの副産物で暗室用品がそろっていたのでそれで作品を作ろう。ということになった。
ハーフカメラ、フィルムの一コマをタテ分割して倍撮れるお得なカメラのことだが、ライカにも一応ハーフ判はある。だがしかし、数が少ないしかも古いというので値段が倍どころでは済まなかったったのでこれを断念。すさまじく高価なカメラで半分の解像度の写真を得る。というのは本末転倒だが、10数年経った今ではそれもオツな遊びに見えてしまうから不思議。
カメラはオリンパスペンを使うことにして、フィルムはコダックのTmax400を100フィート缶で買って使っていた。狸小路を1丁目から7丁目までを往復すると72カットでちょうどフィルム一本という感じ。
現像に失敗してフィルム二本分の144カットをパーにしてしまう事件が二度ほどあって5~6本が展示向けのネガとして生き残ったと思う。
真っ暗な暗室にこもると時間の経過がわからなくなり、気づいたら朝の5時で仮眠してそのまま出社というのも何回かあった。
そんな苦労とかなんとかがあって、ハーフカメラ写真展は盛況なうち終了した。
その後引っ越しなどで暗室は失い道具もどこかへいってしまったのだが、2年前からまた道具をコツコツと集めて昨年ほどから暗室のある生活を開始。
前回のハーフの時の暗室は「展示のためのラボ」だったので「生活と同軸の暗室」は今回が初。
いつもどこへ行くにも目的がなくても白黒フィルムを入れたカメラを持って歩く。
外出したくない日は自宅でフィルムの現像。
気に入ったコマがあれば夜に引き伸ばし。
と書くと楽しそうに聞こえるが、実際は仕事で切羽詰まってたり、車を買って金がないとか、くだらない買い物をしすぎてカネがないだとか、とにかくカネがないとか、普通な生活でございます。
そういった、いわば普通な生活の範囲だったり、どこかへ行ったとか、散歩したりとか、出勤のついでですとか、カメラ直した試写ですとかという「一般的な芸術性」が欠落したカットが山となったわけです。
「一般的な芸術性」はもちあわせてい居ないですが、好きなのです。
今回、卍さんの展示スケジュールが空いているとあってちょうどいいのでお借りすることになりました。
好きな写真を好きなように展示する。そういった「一般的な芸術性」が欠けた写真展にする予定です。
日程 |
2021/03/02(火) ~ 2021/03/31(水) 開催時間:20:00~01:00 ※定休日:日月 ※営業時間短縮などの変更の可能性がありますので、お越しの際にはご確認の連絡をお願いいたします。 |
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開催場所 | BAR&GALLERY 卍 |
令和2年度下半期は引き続き『新日曜美術館 日本の美術』シリーズを上映いたします。
令和3年3月は、『伊藤若冲 奇は美なり』と題して、「紫陽花双鶏図」や重要文化財の「仙人掌群鶏図」など名作の数々を紹介します。歴史に名を成す巨匠の美の真髄を解説と共に、大画面で鑑賞する午後のひとときをお楽しみください。
【上映プログラム】「新日曜美術館 日本の美術 伊藤若冲 奇は美なり 」
※事前申込不要、当日直接会場へ
※お客さま用駐車場はございません。 車でお越しの際は、お近くの有料駐車場をご利用ください。
日程 |
2021/03/11(木) 開場時間:13:30 開演時間:14:00 ※事前申込不要、当日直接会場へ |
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開催場所 | 札幌市民ギャラリー |
今回で6回目を迎える“Family Art Day”は、春休み期間中の2日間に渡り、札幌市民交流プラザのSCARTSスタジオで開催します。札幌を拠点に活動している4人のアーティストや建築家を講師に迎え、様々なプログラムを企画しています。
「アーティストってどんな人?」「建築家ってどんな仕事をしているの?」
アーティストの作品を鑑賞し、建築家の仕事を知り、素材や道具に触れ、心と身体で体感してもらう2日間です。ぜひ、親子でアートに触れるひと時をお楽しみください。
① 「ステンシルワークショップ “SCARTSに想像の森を作ろう!”」
【講師】イラストレーター・アーティスト:シンヤ チサト
② 「造形ワークショップ “空中に毛糸でいたずら書きをしよう!”」
【講師】陶芸家・造形家:上ノ 大作
③ 「クレヨンワークショップ “オリジナルクレヨンをつくって、絵を描こう!”」
【講師】クレヨン画家:高橋 あおば
④ 「建築ワークショップ “ぼくの・わたしの家をつくろう!”」(クレヨン画家)
【講師】建築家:三木 万裕子(三木佐藤アーキ)
受付期間 | 2021/03/06(土) ~ 2021/03/28(日) |
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日程 |
2021/03/27(土) ~ 2021/03/28(日) ※要申込、定員有 ①10:00~12:00 ②14:00~16:00 |
開催場所 | 札幌市民交流プラザ |