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アートボックスは、新人作家の育成というコンセプトのもと、2009年から展示を開始し、新たな発表の場を提供するとともに、パブリックな空間を行き交うお客様にアートを楽しんでいただいております。
第52回目の展示は、作家指名で選定された長谷川裕恭さんの「愛の反対は憎しみではなく無関心である」です。
長谷川さんは、段ボールや石、木など様々な素材を用いた、物語性のある彫刻作品を制作しています。
今回の作品は、地方と大都市の地域間の分断、現役と高齢者の世代間の分断などが至る所で存在し、その分断について、思索を巡らす中で出会った言葉や沸いてきたイメージをビニールや紙で表現しています。
更なる活躍が期待される長谷川さんの作品を是非この機会にご覧ください。
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最近「分断」という言葉をよく耳にするようになりました。耳にするだけでなく肌感覚としても確かにその状況を感じます。分断について、思索を巡らす中で出会った言葉や私の中で沸いてきたイメージを形にしました。作品タイトルに使った言葉は、とても有名な言葉です。人々から大切にされ、鍛えられた言葉には 力があります。この言葉が持つイメージを借りて、タイトルとしました。
忙しく行き交うコンコースの中で、私の作品が目の中にちょっとでも入り込むことで、何かを考えるきっかけになったら嬉しいです。
日程 |
2021/03/01(月) ~ 2021/05/31(月) 開催時間:08:00~22:00 ※最終日は20:00まで |
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開催場所 | JR札幌駅東コンコース |
太宰治(だざい・おさむ、1909‐1948年)は、青森県北津軽郡金木村(現・五所川原市)に、大地主の六男(二人の兄が夭折したため、事実上の四男)として生まれました。その出自と肉親との複雑な関係などに苦悩し、破滅的な生活を送りながらも39年の短い生涯において多くの作品を残しました。とりわけ晩年の名作「斜陽」、「人間失格」をはじめとする数々の作品は、時代を超えた感性をそなえ、世代や性別を問わず幅広い読者を得ています。
本展では、太宰治の資料では他の追随を許さぬ一大コレクションを誇る日本近代文学館の「太宰治文庫」を中心とする直筆原稿や草稿、ノートをはじめ図書や雑誌などの各種資料を丹念に追い、作品成立に至るまでの「創作の舞台裏」を探ろうとするものです。これらを読み解くことの面白さを通じて、作品が生み出される創造の機微に触れていただければ幸いです。なお、一昨年、存在が明らかになった「お伽草紙」の完全原稿は、東京に続いて2番目の公開となります。
日程 |
2021/04/17(土) ~ 2021/06/06(日) 開催時間:09:30~17:00 ※休館日:月曜(ただし5/3は開館し、5/6は休館) ※入場は16:30まで |
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開催場所 | 北海道立文学館 |
江戸時代、当世すなわち浮世の姿を描き出した浮世絵は、今も昔も多くの人に愛好されています。浮世絵には、江戸の庶民の生活や娯楽のありよう、また彼らの愛した四季の風物や風景、親しんだ物語の世界が存分に表現されています。
日本浮世絵博物館(長野県松本市)は、信州松本の豪商・酒井家が200年以上かけて収集した浮世絵コレクションを母体とし、日本有数の浮世絵コレクションとされています。本展覧会では、同館所蔵の歌川国貞(1786~1864)・広重(1797~1858)・国芳(1797~1861)を中心とする江戸後期の浮世絵140点を通じて、江戸庶民のさまざまな「楽しみ」の世界をご紹介します。これまでまとめて紹介される機会の少なかった同館のコレクションを、この機会にぜひお楽しみください。
日程 |
2021/04/17(土) ~ 2021/06/20(日) 開催時間:09:30~17:00 ※休館日:月曜(5/6を除く)、5/6 ※入場は16:30まで |
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開催場所 | 北海道立近代美術館 |
身のまわりにある物を使い、電池を作ったり、電気にはどのような働きがあるのかを学んだりしよう!
【対象】小学校3年生~中学生
【定員】12名(先着順)
【参加方法】当日の13時30分から13時50分までの間、3階案内前で先着順で受け付けします。必ず保護者の方と一緒に受け付けをお願いします。
※1名の方による2名分以上の参加申し込みはご遠慮願います。
【お願い】
• 受け付け時に、緊急連絡先をお伺いします。
※ 収集した個人情報は、必要に応じて保健所など公的機関へ提供させていただきます。
• 入室する際の検温とマスクの着用、手指消毒をお願いします。
・白衣の貸し出しはありません。
・会場内には保護者は入れません。見学はご遠慮ください。
【お問い合わせ】札幌市青少年科学館 展示係
電話:011-892-5001
日程 |
2021/03/07(日) ~ 2021/06/27(日) 開催時間:14:00~14:30 ※開催日:日祝、各日先着12名、小学校3年生~中学生対象 ※受付13:30~13:50 |
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開催場所 | 札幌市青少年科学館 |
札幌生まれの彫刻家、本郷新の野外彫刻は、北海道内のみならず全国各地におよそ100点が設置されています。彫刻の社会性、公共性を重視した本郷新は、戦後、モニュメンタルな野外彫刻にとりわけ熱意を傾けました。本展では、それらの像が完成に至るまでに模索された貴重な設計図面やラフスケッチなどを紹介します。
公的空間ならではの制約があるなか、野外彫刻が生まれた足跡、あるいは完成や設置にまで至らなかった経緯を巡り、野外彫刻に対する本郷の思いを読みとります。
日程 |
2021/04/10(土) ~ 2021/06/27(日) 開催時間:10:00~17:00 ※休館日:月曜(祝日の場合は開館し翌火曜休館)および5/6 ※最終入館は16:30まで |
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開催場所 | 本郷新記念札幌彫刻美術館 |
具体的内容:本展は、現在5600店を超える所蔵作品の中から「北海道の美術コレクションを、「芽吹く」、「挑む」、「還る」という3つの切り口からご紹介します。
北海道画壇の初期を彩った作品や、時代の潮流に影響を受けながらも独自の作風を築いた作品、故郷である北海道を情感豊かに描き上げら作品などにより、この地の多様な創作活動の一端をご覧いただきます。明治時代末に活躍した洋画家から、現代のアートシーンを彩る美術家まで、約30点の作品を紹介します。
同時開催:「コレクション・ストーリーズ 現代ガラス」「新収蔵品展(4/17~5/23まで)」
日程 |
2021/04/17(土) ~ 2021/07/04(日) 開催時間:09:30~17:00 9:30~17:00(入館~16:30) |
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開催場所 | 北海道立近代美術館 |
●コレクション・ストーリーズ 北海道の美術
明治時代末に活躍した洋画家から、現代のアートシーンを彩る美術家まで、道内ゆかりの作家による作品を紹介します。この地の豊かな創作活動の一端をご覧ください。
<同時開催>
●新収蔵品展※5月23日(日)まで
昨年度新たに当館に収蔵された作品をご紹介します。
●コレクション・ストーリーズ 現代ガラス
当館の現代ガラスコレクションの中から、1980年代以降に制作された作品を、その技法に着目して紹介します。
●この1点を見てほしい。
5,600点以上の当館コレクションの中から1点を選び、多角的な研究を通して作品の奥深い魅力をご紹介します。
◆山本正年《膚》1966年、当館蔵 4月17日(土)~5月23日(日)
◆ハイム・スーチン《祈る男》1921年頃、当館蔵 5月25日(火)~7月4日(日)
日程 |
2021/04/17(土) ~ 2021/07/04(日) 開催時間:09:30~17:00 ※休館日:月曜日(5/3を除く)、5/6(木) ※入場は16:30まで |
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開催場所 | 北海道立近代美術館 |