■美術・工芸・デザイン・映像 | 絵画 , その他
明治に入り、西欧美術が流入するとともに、日本画を見つめ直す機運が高まった。明治20年には「日本美術協会」が誕生して、伝統的日本画の保存を目指し、他方岡倉天心率いる革新派は、明治31年に日本美術院を設立した。前者に属する者を旧派、後者に属する者を新派と呼ぶ。
この間、明治23年に帝室技芸員制度が発足。新旧両派から、優れた日本画家が選ばれたが、初期には旧派から、後には新派から多く選ばれた。明治40年には、各美術流派を網羅した「文部省美術展覧会」(文展)が誕生したが、新旧両派が対立する中で次第に流派の美術から個性の美術へと日本画の近代化が進んでいった。
本展では、帝室技芸員に選ばれた日本画家から、旧派とされる瀧和亭・小室翠雲など、新派とされる橋本雅邦・川端玉章・横山大観など、そしてこれらに属しない、新南画の富岡鉄斎・松林桂月、美人画の上村松園など、16名の館蔵作品40点余を展覧し、近代日本画の一斑を窺う。
日程 |
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開催場所 | 小原道城書道美術館 |
住所 |
札幌市中央区北2条西2丁目41 札幌2・2ビル2F |
主催者名 | 小原道城書道美術館 |
料金 |
備考 一般 300円 (大学生以下無料) |
お問い合わせ |
担当者名 : 小原道城書道美術館 電話番号 : 011-552-2100 |
差出人:大通り情報ステーション mail@sapporo-info.com
宛先 @
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